シマノネ|バケツトート / シーサーミンタマー
¥3,300
Using : ¥1,100 JPY / 3 installments
バケツの形をしたワンハンドルのトートバッグです。お弁当を入れるランチバッグや、携帯と財布・少しの小物だけを入れた身軽なおでかけのときに重宝します。岡山県・石井織物の無漂白・無のりの綿タッサー生地を、富士吉田の丸幸産業で染色し、奥田染工場で箔プリントしました。もちもちとした自然な触感と目を引くプリントが特徴です。
■サイズ:220mm×175mm×175mm
■素材:綿100%
「ミンタマー」とは沖縄の言葉で目玉のこと。沖縄では、シーサーは青空の下で家や人々を災難から守ってきたとされているそう。そんな本来のシーサーの姿が、見守っている目をモチーフに親しみやすく表現されています。あっちを見たり、こっちを見たり、微笑んでいたり、愛嬌たっぷりのミンタマー柄です。
Pattern designer: Momoko Komine
製造元:ゆいまーる沖縄株式会社
監修:株式会社装いの庭 奥田染工場
プロダクトデザイン:根上笑(& m o o n)
プリント:奥田染工場
縫製:アトリエなのか
染色:丸幸産業
ずっと大切にしていきたい島の根っこ
シマノネは、ゆいまーる沖縄が展開する、沖縄の身近な自然や、食文化、暮らし、祈りなどをモチーフにした模様を地域の人たちとともに作り、商品化するブランドです。
それぞれの柄は、「おばあちゃんが持たせてくれたサングヮー」「故郷の渡嘉敷島で毎日眺めていた夕暮れの海」など、沖縄で生まれ育つことでしか持ちえない思い出や、沖縄の自然、伝統文化などに根ざし、それらの美しさを現代的にアレンジしたデザインになっています。
装いの庭が監修した初めてのファブリック製品
装いの庭では、2019年に奥田染工場の奥田さんよりご紹介いただき、ファブリック製品の監修を行いました。プロジェクトは想いを大切に、製品のマーケティングから布選び、デザイナー、縫製工場、加工場、付属品の選定まで伴走しています。
奥田染工場のプリントの魔法
生地のプリントは奥田染工場で行っています。コンセプトのヒアリングからプロジェクトに関わり、豊富な経験と技術から、デザイン意図を汲み取った最適なテキスタイル表現を提案してくれるのが奥田さんのスタイル。たくさんの会話のキャッチボールを通して出来上がったプリントには不思議と心を惹かれる魔法のような魅力があります。模様には、顔料の中にきらきら光るラメを混ぜたラメプリントが使われています。
ひそかにさりげなく心躍る「 & m o o n 」のデザイン
プロダクトのデザインをお願いしたのは「 & m o o n 」の根上笑さん。“月の満ち欠けのように、ひそかにさりげなく心躍るものを”をコンセプトに洋服や雑貨を制作している彼女のデザインはシマノネのアイテムにぴったり。ワンハンドルのバケツトートは机の上に置いたときの佇まいも愛らしく、バッグとしてだけでなく、バスケットのような使い方もできそう。
もちもちとした自然な触感の無漂白・無のりの綿タッサー
素材は、岡山県の石井織物で織られた無漂白・無のりの綿タッサーを使用。世界で最初に発明されたTOYODAの自動織機で織られた生地は、もちもちとした自然な触感と表情が魅力。沖縄の自然から影響を受けたシマノネのデザインをより一層引き立てます。
琉球の自立を目指して
ゆいまーる沖縄は、沖縄の経済的な自立を目指して、その良さをさらに高める活動を行い、発信しています。代表の鈴木さんを始めとする会社のみなさんの深い思想と真摯な姿勢には、おおいに感銘を受けました。
「工芸の島」とも呼ばれるほど盛んな伝統工芸品や食文化、それぞれの地域で行われる祭り、踊り、さらには自然、祖先を大切にする価値観、生き方、それらを生み出す自然など、独自性のある沖縄の文化は、多様性を重んじるこれからの時代にこそ求められていくことでしょう。